鈴木万平糖尿病国内賞 受賞者
2026年度(第19回)鈴木万平糖尿病国内賞 審査結果
「2026年度(第19回)鈴木万平糖尿病国内賞」の受賞者が決定しました。
受賞者、推薦者及び受賞理由
個人
| 受賞者 | 野田 光彦 氏 国際医療福祉大学市川病院 病院教授 |
|---|---|
| 推薦者 | 谷澤 幸生 氏(日本糖尿病学会 常務理事) |
| 受賞理由 |
国内医療機関の糖尿病診療部門責任者を歴任して糖尿病医療に取り組み、多くの後進の育成とEvidence-based medicine (EBM)の普及に尽力してきた。特に、わが国のEBMの黎明期である1999年から現在まで長きに亘り、糖尿病診療ガイドラインの作成・導入を、評価委員長等として献身的に支えてきた。さらに、研究リーダーを務めたJ-DOIT2をはじめとする種々の臨床研究を推進し、受診中断対策の体系化や糖尿病予防の基盤確立に寄与したと共に、厚生労働省の政策支援等にも多大な貢献をなした。 これらの活動には一貫性があり、波及効果も大きく、全国的、国際的にも高く評価されており、これらの業績は本賞に値する。 |
団体
| 受賞者 | 旭川地区糖尿病地域連携協議会 (代表世話人 旭川赤十字病院 副院長 兼 糖尿病・内分泌内科 部長 安孫子 亜津子 氏) |
|---|---|
| 推薦者 | 中村 昭伸 氏(日本糖尿病学会 理事) |
| 受賞理由 |
2010年より旭川地域で糖尿病地域連携パスの構想を主導し、行政と連携したモデル事業として連携パスの基礎を構築して、2016年から「旭川地区糖尿病連携協議会」を立ち上げた。日本糖尿病学会北海道支部、医師会、歯科医師会および保健所を母体とし、JADECの糖尿病連携手帳の普及、糖尿病性腎症重症化予防プログラムの先駆的導入、定期的な連携フォーラムの開催、特定健診受診率の向上への取り組みなど、糖尿病に関連した医科、歯科、行政の連携による活動を10年以上にわたり継続しており、北海道内外の各地域からも注目され、高く評価されている。。 これらの活動は長きに亘り一貫性があり、その波及効果も大きく上記の業績は本賞に値する。 |
個人
| 受賞者 | 本田 佳子 氏 群馬パース大学 医療栄養学部 開設準備室 室長 |
|---|---|
| 推薦者 | 土井 悦子 氏(日本病態栄養学会 理事) |
| 受賞理由 |
1978年より長きに亘り、一般総合病院や大学で糖尿病の栄養食事療法に従事し、そのエキスパートとしての実践と研鑽を重ねてきた。2000年にCDEJ第1回認定を受け、同機構の各種委員や理事として、糖尿病及び合併症の栄養食事療法の実践ガイドの作成と後進の育成等にも努めた。特に、糖尿病の食事療法の実践のためのツールの編集では、「糖尿病食事療法のための食品交換表」第5版から最新版の第7版までや「糖尿病腎症のための食品交換表」第2、3版などの改訂に、24年以上の長きにわたり深く関わり、啓蒙活動に尽力してきた。 これらの一貫性がある栄養食事療法の活動は、現在も継続しており、その波及効果は大きく、これらの業績は本賞に値する。 |
過去の受賞者
お知らせ News
2023年度(第16回)鈴木万平糖尿病国内賞においてチーム受賞されました
「佐賀県糖尿病コーディネート看護師(代表:佐賀大学 永渕 美樹 氏)」が、
佐賀テレビにて紹介されました。
詳細はこちらから



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